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追手門学院のさらなる成長発展を目指して
学校法人 追手門学院 理事長
田口 順一
2023年7月1日より、新たに理事長に着任いたしました田口順一です。
近年、少子化の進行が著しく、教育業界を取り巻く環境は厳しさを増しています。1990年代と比較し2022年の出生数は30%以上も減少しており、今後もさらに少子化が進むと予想されています。
本学院は厳しい環境下にありながらも、皆さまのご協力をもって現在のところ順調に運営を続けております。しかし、学院が今後も存続し成長発展していくためにはより一層の社会的評価を高め、園児・児童・生徒・学生、そして卒業生から魅力を感じていただける学院になっていかねばなりません。
すべての根本は「学院生のために」です。社会で活躍できる人材を育成し、社会に送り出すことにすべての教職員が意義を感じながら、在学生はもちろん、これまでに送り出してきた多くの卒業生にとっても、誇りを持てる、自慢のできる学院にしていきたいと考えます。
そのために、私たちは学院の教育理念として掲げている「独立自彊・社会有為」に立ちもどり、「長期構想2040」や「第Ⅳ期中期経営戦略」で示している学院が目指す理念や戦略をより明確化していくことで、全員でそのゴールを目指すことが大切です。そのゴールが私たち全員の頭の中に共有化されればベクトルは必ず一本になります。そしてゴールを俯瞰しそこから逆算すれば、今何をすべきかの答えが必ず出てきます。それは刹那的な判断ではなく、将来の目標を目指す線上の第一歩となります。
これから迎える2030年、2040年といった将来に向けて、私たちが立案した戦略を確実に実行していくことが学院の教育力・研究力の飛躍的な向上につながります。総合学院として在学生のみならず広く社会に対し貢献できる追手門学院でありたいと思う次第です。
私も理事長として学院運営のため一層の研鑚を積みたいと考えています。そして皆さまと一緒に力を合わせて学院の大きな成長、発展を目指してまいります。どうか温かいご協力とご支援をいただきますようよろしくお願いします。