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未来を信じて

学校法人 追手門学院 理事長
川原 俊明

追手門学院理事長 川原 俊明  昨今、新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、多数の犠牲者が出ています。
 全世界の経済活動が停滞し、人的交流も、感染防止のために自粛を求められています。
 日本国内でも、その影響は甚大で、学校教育にも大きな影響を及ぼしています。

 本学院でも、大学は、2019年度学位授与式ならびに2020年度入学式も中止する事態となりました。いずれも学生に加えて保護者の参列を含めると3,000人から4,000人規模の集団を一堂に会する場面は余りにもリスクが大きいからです。学位授与式や入学式は、本来なら当該学生にとって一生の記念に残るイベントの一つです。本学は、苦渋の選択で、学生の命と健康を守るため決断を下しました。初等中等に属する幼小中高の卒業式は、比較的小規模なため、極めて簡略化した状態で実施。4月に入っても、依然、猛威を振るう中での入学式は、大半を中止。

 本学院は、教育機関として、いかなる場面でも教育を提供する義務があります。もちろん、ウイルス感染の危険を回避するため対面授業を極力なくし、e-ラーニングなど遠隔授業を実践します。大学はもちろん小中高においても、ICT機器の活用などを含め、教材の提供による自宅学習など、教育に遅滞は許されません。

 国が緊急事態宣言を発令した中で、学院生がキャンパスに登校することが難しい状態にあります。その状態で学院生に追手門学院への帰属意識や自信と誇りを持ってもらうのは困難を伴いますが、教職員の皆さんの熱意で未来を切り拓く人材を育てます。

 科学技術の進化した現代では、新型コロナウイルスに対抗できるワクチン開発は、以前に比べてかなり早まるものと期待しています。一日も早く、学院生が各キャンパスに集い、賑わいを醸しながら主体的な学びを展開できる教育体制に戻したいものです。

 未来を切り拓くのは若者たち。若者が築く未来を信じたい。

 こんな時期ですが、追手門学院大学の今年の志願者は、8年連続増を記録。志願者数から見ても、大学創設以来最高の人数となりました。学院も、新しい未来を創ります。