ごあいさつ

ともに創り上げる追手門学院の未来

 1888年、大阪鎮台の司令官・高島鞆之助が大阪偕行社附属小学校として創立し、追手門学院の歴史が始まりました。以来136年間発展を遂げ、現在ではこども園から小学校、中学校、高等学校、大学、大学院までを併設する総合学園となりました。これもひとえにご支援をいただきました多くの皆さまのおかげでございます。深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。

 そして今、本学院はさらなる発展を目指し、設置する全ての学・校・園における教学の充実と設備の改善をはかっております。とりわけ大学におきましては、毎年の様に新学部を開設し、2025年春にはいよいよ理工学部の開設を予定しております。理工学部が完成しますと、追手門学院大学は文理の専門分野を備えた総合大学へと進化し、「長期構想2040」で示すイノベーション拠点実現に向けてさらに歩みを進めることとなります。こうした文理の枠を超えた新たな教学を全力で行うため、総持寺キャンパスにおきましては、新学舎を建設中でございます。

 こうした全ての活動は、私たちの教育理念であります「独立自彊・社会有為」つまり「自らがしっかりとした教えと信念を確立し、社会で大きく活躍する人材を育成し、送り出していくこと」を実行し、社会における私たちの使命を果たすためのものであると考えています。しかしながら、建設費用などの高騰もあり、学院を運営する財政は決して余裕のある状況とは言えません。皆さまにおかれましては、本学院の教育理念にご理解をいただき、今後さらなる発展のために何卒力強いご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2024年4月
学校法人 追手門学院
理事長 田口 順一

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