生みだす、動かす、変えていく。
追手門学院 since 1888

わたしの独立自彊・社会有為

同じ趣味の師からいただいた知識

大阪の鉄道車両メーカーで設計の仕事をしています。私は物心がついた頃から鉄道が好きで、当時から鉄道の仕事に就くのが夢でした。小学生時代から鉄道に関する書籍を読みあさったり、通学で使う電車の知識を増やしたり。今、私が持っている鉄道の知識の礎は、この時期に築かれたといっても過言ではなく、特に同じ趣味の師である田邊先生(現 追手門学院幼稚園園長)、東田先生(現 追手門学院小学校校長)に受け持っていただいた2年間に、多くの鉄道知識を培うことができました。

社会の基幹インフラを支えていきたい

応援してくださった先生方のおかげで、夢への思いを持ち続け、今の職に至ることができたと心から感謝しています。また、礼儀や言葉使いなどを厳しく指導していただいたことは、社会人としての自分の根幹となっており、追手門学院で学べたことへの誇りにつながっています。鉄道の内装構造や部品の設計に携わる中で、小学校の頃から夢だった大阪市営地下鉄谷町線の設計を手がけました。今の追手門学院小学校の児童、つまり私の後輩が完成した車両に乗る姿を見たときは、喜びもひとしお。社会の基幹インフラの一部として、都市、国、世界をつくりだしていくことを使命に、お客さまが快適、安全に利用できる鉄道を作っていきたいと考えます。