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2017年01月12日

初等中等室主催 「こども園・小学校・中学校・高等学校 2016年度教員全体研修」で一貫連携教育研究所が報告

さる、2016年12月26日標記の研修会が、教職員180名が参加して開催されました。第一部は研究報告、第二部は2つの講演会があり講演会Aでは、学校法人広尾学園広尾中・高等学校教諭教育開発総合部長金子暁氏から「次世代の教育機関に向かって -ICT環境と教育活動-」と題し、ICTを活用した最先端の教育実践の講演、講演会Bでは、NPO法人DDAC発達障害をもつ大人の会代表広野ゆい氏から「発達障害の理解」と題し、発達障害者であるご自身の幼少期から大学時代、社会人となって就労されてからの体験を踏まえ発達障害に対する理解についての講演がありました。
第一部の研究報告で、一貫連携教育研究所から三つの報告を行いました。一つ目の「国際教育」では、追手門学院小学校で戦後間がない時期に「世界人教育」を唱えられ現在に通じるグローバルな人材育成に努められた内藤一老先生の教育に関する報告、二つ目の「心の教育」では、学院が戦前から取り組んできた「劇指導」に関する教育効果に視点をあて、追手門学院小学校の劇指導について指導の実際と劇指導における様々な人間関係を通して培われるであろう心の成長の検証に関する報告、三つ目は追手門学院高校のこれまでのキャリア教育の実践と追手門学院大学との連携で取り組まれているキャリアデザインに関する実践報告、そして大学の入試改革について2つの大学の事例を挙げ、知識・技能を活用した思考力、判断力、表現力が問われ、学習に対する主体性(学習意欲)が評価される入試に変わっていく、以上の内容の報告を行いました。
総合学園として、日々の教育課題解決のための学びや教育実践、研究活動の重要性を改めて認識する全体研修となりました。
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